| いつもかめびし屋をご利用いただき誠にありがとうございます。
さて、過日JASの弊社工場調査時において、弊社の商品のうち「にがり入りこいくちしょうゆ」「にがり入りうすくちしょうゆ」「三年醸造しょうゆ」「減塩しょうゆ」について、その製法がJASの格付け基準に合致しないため違反であるとする見解が示されました。主な理由は、1.「にがり」は添加物であり、それを入れて製造するとJAS規格のこいくち、あるいはうすくちとは認められない。2.減塩しょうゆとはこいくちの生揚げのみを使用するものを指し、再仕込み製法での減塩はJAS規格では認められないなどです。
これらの製法は、ご存知のとおり弊社が江戸時代より長年に亘り醤油造りを行う中で編み出してきたもので、いずれの点もこれまで30年以上に亘り違反であるとと言うご指摘は一度もありませんでしたので、弊社も突然の処分にいささか困惑しております。現在農林水産省にはこれらJASの格付基準こそおかしいのではないか、大手中心の基準ではなく、もっと本来のものづくりの視点に立ち返って基準を見直していただきたい旨の異議申し立てをし、今回の見解を改めていただくように申し入れておりましたが、本日(平成20年4月14日)やはり違反であるとの処分が下されました(申し入れの内容については下記よりご確認ください)
しかし、このようなJAS規格のもとでは弊社の醤油づくりの姿勢がきちんと評価されているとは言いがたく、また本来のしょうゆのあり方とあまりにずれているため、社内で検討を重ねた結果、今後も昔からの製法を続けていくには自らJASの規格を辞退する他ないとの考えに達しております。
お客様におかれましては今回の処置により大変ご迷惑をお掛け致しますことを心よりお詫び申しあげます。
なお、新しいラベルにつきましてはデザイン、バーコードなどの変更はございませんが、JASマークの削除以外にも一括表示内の「にがり」を「粗製海水塩化マグネシウム」とするなど、一部表現も改めておりますので併せてご確認頂ければ幸いです。
また、新ラベル添付の商品は4月14日(月)の出荷分より対応させて頂きます。(1.8Lは18日(金)からとなります。)
以上、取り急ぎお詫びならびにお知らせ申しあげます。
今後とも何卒変わらぬご愛顧を賜りますよう心よりお願いいたします。
かめびし屋 17代目
岡田佳苗
|